出陣の賦

降魔調伏

君は人魚の海を見たか?

君は人魚の海を見たか?本当に見たのか?見たっきゃしてないか?

 

この間の週末、東北の奇祭「大人の修学旅行」を経験して。取れ高MAXの瞬間に感じたことが、この一言だった。

・初日の晩、アホみたいに寒すぎて熱燗を連投してしまい。明くる日の朝からツラい展開になったのは赦そう。

・二日目の晩、いかんせん小学生の頃のメンバーなモンでドリフ程度の下ネタで大盛り上がりの40代で申し訳な い。でも、もう自転車ネタは自粛するね。

 

今まで30年間、同窓会の類はシャットアウトしてたオレがこうして。あたかもいつメンのように紛れ込んでるのは、オレが代役だから。今年の春、亡くなった旧友の代わりにメンバー加入した訳なんだが。 二日目の昼、亡くなった旧友の実家に線香あげることになりお邪魔したら。そこはユートピアだった。

 

行ったらまぁ、里山にひっそり佇む建て替えしたばかりの豪邸。さっすが、祖父は先 生・父は現業系公務員の偉い人ってザッツ公務員家系プラス田畑持ちという。知財併せ持つ田舎じゃ無敵の家系、あーココんちに生まれたかった。可愛いうえに兄貴思いの妹たちもセットでついてくることだし。 して、そんなお父上・お母上がなぜかオレの親父を激ホメしてて恐縮だった。

 

昔、親父が若気の至りで自費出版した小説にいたく感銘を受けたらしく。 「あの後、五木寛之がお父さんの小説みたいなの出して。早すぎたんですねぇ。」 とまで言われた。 それ、家に持ち帰って母ちゃんにも話したんだが。

 

母子ともに結論は一つ

「それ、買いかぶりすぎてる。」

 

でも。そんなハナシが出たから、「大人の修学旅行」メンバーは盛り上がって「その本、読ませろ!」とせがまれたんだけど。恥ずかしくて見せられる代物なんかじゃない。 オレ、小学生の頃。押入にひっそり置かれたそれ呼んだんだけど。結論、「コレ、エロ小説じゃん。」

 

あらすじ。

日本でボロボロになったオレ、性の先進国である北欧で金髪娘相手に祭っちゃいました~!白人女サイコー!

→薄っぺらい...。

→まっ生涯、パスポートも持たず。海外に行かなかったばかりか、北海道にすら行けなかった人間が書いたと思えば、おおらかな気持ちになれるはず(笑)。

 

こんなオナニーみたいな作品出す余裕あるなら、せめて電気代ましてや水道代の支払いにも事欠かない方向で頑張ってほしかった。そして、こんなオナニーみたいな作品にすら感動できるような心の余裕を持った家に生まれたかった。

 

生まれた時点で オレの人生、負け戦だったんだなって。また気づいてしまったが。まっ、いいでしょう。後悔一生、テロ一瞬だ!

 

したっけね。

 

酒樽の人魚

酒樽の人魚