出陣の賦

FOR THE SOPHISCATED PEOPLE

「チア☆ダン」、言いたいことがまだあり過ぎた玄白(ネタバレ上等なんで夜露死苦)

本日、TBS「中居正広のキンスマ」に広瀬すずちゃん出演。「100万人突破!チアダンの真実」なるコーナーで、またもや「チア☆ダン」を掘り返してくれた。

 

しつこいけど、来年にはテレビで連続ドラマ化決定。本日の放送もあるんだ、きっと明日また観客動員できるかもだし。GW商戦、乗り切れるんじゃないかしらと思えてきた。

 

「チア☆ダン」、実話を基にした映画ということで。地方の高校生たちが素人レベルから3年で全米制覇しち ゃったホントの話を2時間にまとめられたのはスゴいと思ってる。脚本は林民夫氏、この人めちゃくちゃベテランじゃないですかーッ!  

→リアルではきっとドロドロエピソードだらけだったんだろうけど、しっかり交通整理してエンタテイメントに仕上げてたのは流石だなと実感。

→それなのに・・・。テレビの連続シリーズでは、もっとベタな展開を期待してしまうんです。ゲス!

 

あえて言おう、「チア☆ダン」は狂った朝ドラであると! (みなさ~ん、今からネタバレタイム。情熱の真っ赤なバラですよ~。リアルではおとなしいのに、ネットでは暴れん坊なお友達は寝てくださいね~(笑)。)

 

「チアダン」における朝ドラ要素は、以下の通り。

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1.ヒロインが天真爛漫

2. 本質は、「ガール・ミーツ・ガール」

3. 裏テーマは、「母親殺し」

4. 女子だって「友情・努力・勝利」したい

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どうですか、もうわけわかん ねえだろ? まずは一つずつ丹念に洗い出してみようと思う。

 

1.ヒロインが天真爛漫

広瀬すずちゃん演じる本作のヒロイン「友永ひかり」がびっくりするほど天真爛漫、「水落ち」すら辞さないレベル。初めはダンス経験なしの歩兵レベルからスタートするんだけど。廃部寸前の危機を持ち前の人を引きつける力で食い止め、後々にスパルタすぎる「地獄屋顧問&ダメだし部長ライン」による独裁下のフォロー役を知らず知らず買って出てる点がナイス。そして、 三年生の大舞台には今まで積み上げてたスキルと元々持ってた天真爛漫さが弾けたんだなと納得!

 

2. 本質は、「ガール・ミーツ・ガール」

ヒロイン・ひかり、典型的な地方の女子高生で。もともと普通の女子高生だからダンス経験一切ナシ、でも持ち前の天真爛漫さでいつも他のダンスに長けている部員たち(実は全員コミュ障で部活以外に友達がいない)の輪っかの中心でいる。そこにジェラシーを感じていたのが部長・彩乃(中条あやみ)、で もひかりも彩乃も自分にはないお互いの魅力を認め合って親友になっていったのだった。

 

3. 裏テーマは、「母親殺し」

朝ドラ、実は母親と同じ職業に就くケース、ほとんどない。「母親の否定なくして、女性の社会進出なし!」が裏テーマだったんですね~。 「チア☆ダン」では、 ぽっちゃりキャラの多恵子(富田望生)の、DQN母親(安藤玉恵)との対決シーンが印象的だったけど。 →部長・彩乃も親が裁判官だから優等生キャラを演じ続けなければならないうえ、きっと専業主婦であろう母親みたいになりたくないというのが、将来CAになりたかった理由なのかも。 そして、早くして母親が病死してた「ひかり」の家でも「母親殺し」の必要はあって。

・チアダンス部に入部したのも、若かかりし頃甲子園でチアガールとして活躍した母親に憧れてたからかも。

・だから、部員たちが全米制覇で邁進する中。ひかりは甲子園レベルが基準と思っているからズレが発生する。

・そして、最後の場面で部長・彩乃を押しのけて。自分がセンターに指名されてしまった時点で監督の采配に怒る。

→だが、これを受け入れた時点でチアガールだった母親を乗り越え。チアリーダーになれたのかもと思う。

 

4. 女子だって、「友情・努力・勝利」したい。

→少年ジャンプかよ!

この物語のストーリーの原本は、福井商業高等学校。 チアリーダー顧問である五十嵐裕子氏の発言をまとめると、一つの結論に行き当たる。

→ 五十嵐氏、自己評価が低くなりがちな生徒たちに自信を与えたかったんじゃないか?

→主要なスポーツに有望な学生が取られてしまう高校スポーツ界で、チアダンスはマイナースポーツ。県内に4校しかない現状では県大会優勝(=福井地獄)はたやすい。そう思われているからこそ、目標に全米制覇は必須だったんだろうなと。

 

ほんとは、まだまだ語り尽きない。 でも、言いたいことはただ一つ。 「チア☆ダン 女子高生がチアダンスで全 米制覇しちゃったホントの話」、県南地方の方はぜひ観てください!

 

したっけね。