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出陣の賦

FOR THE SOPHISCATED PEOPLE

決戦ハ遂二訪レス

あーあ、転勤ナシ。もう一年、がんばんねばなんねっぺっ。

→という心境にすら、させてくれなかった。 部署内異動は必定、なんとなーく偉い人の思惑でオレの希望が握りつぶされた。偉い人のお望み通り、オレが全く望んでいない仕事やらされそうな予感。

★ほんと勤め人って、所詮手駒なんですね!

→まっ、いいでしょう。今年はあと20キロでなれたのに果たせなかったエイトマンへの夢、来年度は叶えて みせましょう。

→まずは、4月はお手並み拝見強化月間で。もしも新しい場所が、オレを活用できないアホ現場だったら。こっちも、カード切っちゃいましょう。

 

まっ、オレの事なんて心底どうでもいいんだ。 実は、今日大いに溜飲を下げた事があった。

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その昔、こんなことがあった。

「オレの上司が、クソ上司だった。」

 

上には一生懸命おべっか使って、でも上司がいないトコ では陰口三昧。もちろん下にはパワハラ三昧。コイツのせいで、部下が4人辞めた。オレの場合、 にたい気分になってた。

 

地元の場合。

 

①国道を北に走って、となり町との境目がタモリさんが喜びそうなやたら高低差がある渓谷で、そこに「フェンスがやたら立派で、保健所の『君は独りじゃない、悩みがあったら電話して!』なる看板まで設置してる橋」が架かってて。そっから跳ぼうか?

 

②国道を50キロ南に走った辺りの村 には、こんな地名がある。

・役人坂

→地元の人以外は、人事異動でその村に赴任することになった役人や教師しか通らないという坂。

・三年坂

→赴任することになった役人氏、鉄道はおろかまともな道路・バスすらない戦前は徒歩または馬車での峠越えが基本。役人坂を越えた次の難所で「そういえば、上司に『僻地だけど、三年耐えれば栄転できるからね!』と言われたなぁ。」と思い出す。

・思案坂

→あまりに勾配がキツくて、 「まだ赴任地にたどり着けないじゃん。辞めようかな?」と役人氏が思い始めてしまうポイント。

・辞職坂

→出発から何日も経っても、まだ赴任地に着けず。道は細くなる一方。遂にけもの道レベルへ。ますます勾配がキツくなり、遂に役人氏は辞表をしたためて。もと来た道を引き返すのだった。

→の、思案坂に立派な橋が架かってしまい。あまりの高低差に、全国の自 マニアには聖地認定されてしまい。今でも遠方から巡礼者が訪れ るんだとか、後始末で地元は迷惑してるらしい。ダメ、ゼッタイ!

→でも、こっから跳ぼうか?

 

一時期、本気でどっちにするか悩んでいた。 でも、時が全て解決してくれた。

 

人事異動の時期。あんなにサイコパス上司なのに、昇進人事で大都会・十戸へ転勤することになり。それなのに・・・。

★送別会の二次会で、

「オレ実はヘッドハンティングされてたけど、条件が合わなくて辞めない事にしたんだよね~。まっ、コレも不本意なんだけど( 笑)。」

と、宣った。

→は?

 

あれから幾星霜。

コイツ、今度の人事で。転勤して1年も経たずに、いわゆる僻地。地元の人以外では、排球ファンしか行きたがらないようなトコに行かされます。降格人事、ざまぁ!

→どうした?ヘッドハンティングカード出して見ろよ?

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世の中には、哀しい出来事がいっぱい起こる。

金正男氏暗殺。

・性の喜びおじさん死亡?

・オレ、不本 意人事にむせび泣く。

→でも、やっぱり神様仏様は見てくれてんだよな。

→ざまぁ!

 

これだから、まだまだ生きていけるよ。

したっけね。

 

出発は遂に訪れず (新潮文庫 し 11-1)

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