出陣の賦

FOR THE SOPHISCATED PEOPLE

哀しき鉄仮面伝説

80年代に発売された6代目のスカイライン、通称「鉄仮面」を今も現役で乗り回してる方が地元にいる。

 

赤と黒のツートンカラーの鉄仮面、当時としてはバカ速かったというに名跡「GT-R」を名乗れなかった悲劇のモデル・2000ターボRS-Xをチョイスする辺りが渋かった。 推定50代と思われるオーナー氏を、勝手に「鉄仮面」さんと名付けて。この前は「やまや」にいた、さらにその前はイオンにいたと、いち いち記憶。ストーカー一歩手前だった。

 

鉄仮面さんってどんな人なんだろう?なんとなーく、いいトコの家に生まれて元不良で。だから、あんなワルそうな車を今も大事にして乗ってるのかなと思った。

 

が。 ある日、路線バスに乗ってた時たまたま外を眺めてたら鉄仮面さん家見つけてしまった。あのスカイラインが野ざらしの駐車場に鎮座してた。その奥には、刑事ドラマの聞き込みシーンに出てきそうなアパート。

★えっ、鉄仮面さんアパ ート暮らしだったのか・・・。

 

当時の社会情勢とか調べてみたら、こういう事だったんじゃないか? 80年代、ソアラなどのハイソカー・スペシャルカーブームが勃発。あの頃、石油ショックからの復活・円高バブル経済の兆し等の好要素があって。一般大衆が「もう一回り大きい車に買い換えよう」という気運があった。それとあの頃、携帯電話もなければネットもなくてお金の使い道が今より限られてたのも要因かも。

 

そして あの頃、イイトコの子は大学に進学しない代わりに。特に農業等の家業を継いでくれる時に。親が高いクルマを買ってくれるという謎風習があったらしい。羨ましい、そういうトコに生まれたかった。

 

んでだ。もし鉄仮面さんが鉄仮面を親に買ってもらったとして、今も乗り続ける理由。鉄仮面さんが鉄仮面を好きだから以外に、鉄仮面を乗り続けなければならない経済的な理由があるんじゃないのか?なんか変な文面ですまん。

 

鉄仮面 。なにぶん技術の日産なモンで日本車なんで、よっぽど酷使しない限り長持ちする。そして、鉄仮面さん自身に、ミニバンとかに買い換える必要が遂に生じなかった。 あーあ、気づくんじゃなかった。

 

でもオレも偉そうなクルマに買い換えたくなってきたのも事実、やっぱ買い換えようか?いや、早まってはいけない。

★なぜなら、今のオレは「出家」・・・。

→ウソです(笑)。

 

みんな、今度生まれ変わる時はもっといいトコに 生まれような。贅沢なんて言わない、せめて年収300万以上は譲れない!

 

したっけね。