出陣の賦

九州豪雨が一日も早く復興しますように

あなたは、病休中の部下が自殺してないか毎日チェックしたことがありますか?

歳上の部下を持つと、何かと気を遣う。歳上の部下のおプライドを損ねないよう、上司なのになにかと気を遣わねばならん。

 

テレビでよくやってる「世界の片隅に生きてる日本人を訪ねた、いがったぁ♪(偽善)」な類いの番組で昔、イスラエルの共同体「キブツ」に暮らす日本人が紹介されたことがあって。彼がイスラエルに移住したきっかけが泣けた。
★日本の会社にいた頃、中間管理職に昇進した途端に歳上の部下ができて面倒だったから。
→そんなタテ社会の面倒くささに嫌気がさし、共同体内のメンバーが全く平等な「キブツ」に憧れ出国したんだとか。
→今なら、少し理解できそうな気がする。

そしてまぁ、歳上の部下って奴が。戦争映画に出てくる鬼軍曹みたいにチーム内をビシっとまとめて、豊富な経験で上官をカバーしてくれる都合のいいキャラな訳がない。そんなに役に立つなら、とっくに出世してる。

奴は、いろんな意味で忘れられない部下だった。あえて言おう、クズであると。いろいろ仕事がダメだった挙げ句、メンタル面での不調を訴えて休む。コイツが抱えてた仕事、とうぜん「見えない小人さん」が夜中に片づけてくれる筈がないからオレが部下の粗相を片付けるしかあるまい。手がかりをつけるため「お休みの処恐縮ですが」と、猫なで声で電話で聞いたもんだった。もちろんメンタル相手なんで、腫れ物に障るように慎重に聴いたというのに。

そして奴が、病休延期のため翌月に職場に出した診断書が、

「最近上司(=オレ)が電話で何度も詰問するから、ますます病気が進行しました。いがったぁ♪」
→先生、こいつ虚言癖です!

しかも、メンタルなんだから自宅で休んでればいいものをコイツ。飲み屋でクダ巻いてるのも度々目撃されてて、ますます虚言癖だった。

 

コイツが休んだ当初、「ひょっとしてコイツ、自殺するんじゃないか?」と心配になって、帰り際にコイツん家寄って。流石に中には入れないから、外から部屋の灯りが点いてるか&電気のメーター回ってるかチェックするのが日課になってたけど、まさしく徒労だった。


こんな状態が1年続いた後、自主退職。奴はいまも無職らしい。そういえば、奴の最近のブログで心に響いたフレーズがあったから引用しておく。

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友達に会いたいけど、会えない。
なぜなら今の俺は、「浪人」・・・。
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→浪人なんて気取るな、今のお前は無職・穀潰し・ニート・引きこもりレバ~!

いなくなって清々したけど最近、なんかオレまで辞めたくなってきた。

★今のオレは、「出家」・・・。

したっけね。

 

ふみかふみ

ふみかふみ