出陣の賦

FOR THE SOPHISCATED PEOPLE

ひょっとして、今年のキーワードって「難民」だったのか?

今年も実家に帰って、クリスマスを楽しく過ごしてる。シャンペンうめぇ!チキンうめぇ!本来の趣旨からはそりゃさ、大きく外れてるのは承知なんだけど。こうして寒い日に、ぬくぬく楽しく過ごせてるからいいじゃん。

だが世の中には、クリスマスを楽しく過ごせない人たちがいる。先日の糸魚川市の火事で住居や職場を失った方たちもいる、今も辛い思いをしてる人たちがいるのは心に留めておかねばだ。
★あっ、SNSあるある「不幸な災害にかこつけて、無料で『いい人アピール』するやつ~」じゃねえぞ!
→とはいえ、なんか最近調子こいてる「デマ流す奴」・「ここぞとばかり被災地を中傷する奴」に比べれば許せる気がしてきた。

今年は、よく考えたら去年からだったけど。難民問題、だんだんキーワードになりつつあるよなと思う。
・イギリス、難民問題を理由にEUから脱退。
・トランプ、メキシコからの難民流入反対を訴えてたら大統領になれちゃった。

難民問題が大きく出てきたのは、なにも現実世界だけじゃない。今年は邦画の当たり年で、20年前だったら絶対に考えられない位に邦画観まくったけど。それでも観た洋画が「帰ってきたヒトラー」と「ローグ・ワン」だった、これ全部「難民がらみ」じゃん!

「帰ってきたヒトラー
早い話が現代に甦ったヒトラーが、当初はお笑い芸人(ほぼ鳥肌実扱い)からスタートして。マスコミ・ネットを駆使してだんだん民心を掴むストーリーなんだけど、前半は笑えて後半笑えなくなる恐い映画だった。きっと今なら、ヒトラー選挙で勝てる。難民排斥&ドイツ人ファースト・汎ゲルマン主義を連呼すれば簡単に勝てる。2016年、とっても1930年頃に近いのかも。

「ローグ・ワン」
ヒロインが難民。スターウォーズスペースオペラじゃない、時代劇であり家族の物語であると思ってたけど。実は世相もキャッチしてたんだな。この物語のあらすじは、帝国軍vs.反乱軍の抗争に終止符を打つ兵器「デス・スター」を阻止すべく奔走するヒロイン達のハナシな訳なんだけど。これホント、「はるか昔、遠い宇宙の片隅で」起きたハナシなんですかと言いたい。
★同じような話し、いまシリアで起きてませんか?
→政府軍対反政府軍の構図もそうなんだけど、映画での反乱軍がトコトン寄せ集め感丸出しで。ちっとも意見がまとまらない、ダメな感じがひたすら哀しかった。

いまシリアがヒドい。政府勢力vs.反政府勢力vs.ときどきISで揉めてるうえ、ロシアをはじめ各国が空爆。主要拠点・アレッポで悲惨な内戦が繰り広げられてるのは周知のとおり、かの街の住民「この世界の片隅で」どころじゃない暮らしを強いられているんだろうなと。

前々から「なんでロシア、シリアの政府勢力に肩持ってるのかな?」と疑問だったけど佐藤優「使える地政学朝日新書)」読んで納得。
★ロシア、中東地域に野心があるのは勿論だけど。それ以上に切なる事情があった。シリアが完全にダメになられたら、大量の難民が地続きにロシアに来てしまうから(と、解釈した)!
→あと、反政府勢力に助太刀する手もあったんだけど。既にアメリカ様が反政府勢力の肩を持ってるうえ、あと所詮寄せ集めなんで政府勢力に勝った後に本当にシリアが平和になるか不安。そりゃカスだけど、政府勢力の肩を持った方がまだマシと判断されたのかも。反政府勢力、残念です!

 

んでだ。色々心配な難民問題だけど、当面は我が国・日本が直面することはなさそう。

★だってそこは陰湿偽善者ジャップ。同胞である東日本大震災避難者の児童(from福島)を、教師が率先して平気でイジメるようなカスな国に。あなた亡命したいって思いますか?

→いがったぁ♪新潟ぁ♪


なんか話が長くなったけど、世界には問題山積みな中メリークリスマスということで!

したっけね。