熊本災害ボランティア往還記③
相変わらず、仕事キツい。先週休めなかったのが原因か、やたらとイライラしてしまい。だんだん、「こんな所、いられっか。」という結論に達して。熊本移住計画とか妄想する始末、母さん、北三陸は社畜に優しくない土地なんです!
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(前回までのあらすじ)
ニーズの内容、必要人員数の少なさに「アレ?」だったんだけど。ようやく5名ユニットのニーズに志願成功したのだった・・・。
今回のチームの編成は以下の通り。
・北部さん 今回が初めての参加かつ最年少。熊本県北部からの参加、今日の作業が終わったら市内の就職系の予備校で受講してから帰るらしい。タフだな。
・三陸さん 自分のことな。単発&飛行機参戦が意外と驚かれた。
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今回のチーム編成、早い話が古参の「隊長・土木・バラさんトリオ」が昨日やって片づかなかった仕事をさらに増員して片づけようという主旨だったんですね!
→まっ、そうこなくちゃなと思う。

それが崩れたらまー大変、結局丸一日かかった。
その日の熊本の最高気温は32度、水分補給やら休憩も交えつつ。もつもつと作業した。作業先の奥さんが震災時の話をしてくれたんだけど。
・付近の住民、誰も安全靴の類を持ってなくて。瓦礫の上を歩いて足が血だらけになった方が結構いたらしい。
・停電にならなかったのは救いだったけど、断水が堪えた。給水に何時間も並んだけど、ポリタンクを持ってなくて鍋で代用した住民もいたらしい。
・震災直後、熊本に流入する他県ナンバーの車で渋滞になって緊急車両が往生する事態が頻発していたらしい。
→この場で書けるの、ここまでだな。実はもっとあったんだけど、うむ。
午後2時完了。本部までの帰り道にいろいろ話した。古参トリオはもうすぐ長期滞在終了、三陸さんは一日参戦というなか。北部さんは近いうちに友達を誘ってまた参加したいとのこと。こうやって続いていければと思った。
そして、人生は続く。