出陣の賦

FOR THE SOPHISCATED PEOPLE

熊本災害ボランティア往還記①

週末をまるまる移動&ボランティアに充てた後の月曜、こんなにしんどいとは思わなかった!
★筋肉痛が二日遅れで発症したのは勿論のこと。
→職場の誰も、かわいそうなオレがボランティアに行ったの気づきもしないんだ。さっすが、「社畜の穴」と呼ばれるだけはあるなと。

さて本題。
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きっかけは、今から一月前。「犬も歩けば棒に当たる」ってヤツだった。仕事で行った銀行窓口での待ち時間、適当に配架されてた雑誌を物色してたら。静岡を拠点にするフジドリームエアライン(以下、FDA)の機内誌があって。

えっとね。FDAってね、花巻~名古屋便があって。トヨタの工場が意外と多い岩手では結構需要がある路線であることは知ってた。パラパラとページをめくると、震災前に取材されたであろう熊本の記事が多くて。紙面で紹介された旅館やレストラン、いまどうなってるのかと思うと胸が痛んできた。そして思った。
★こうやって、熊本が紹介されてるということは、熊本行きの路線があるということじゃないですかーッ!
→ビンゴ、名古屋~熊本便がまさにそれだった。
→名古屋で乗り継げば、意外と簡単に行ける。
→ネットを使えば、意外と安い。
(個人によって、価値観の差があります(笑))

これまで遠い地方の話だと思っていた熊本が、一気に近くなった。

ここは、行ってみるべきではないのか?
非力なおっさんとはいえ、東日本大震災を経験した自分にこそ何かできることがあるんじゃないか?

と、いうわけでアシ・宿・装備を準備。次は県外からのボランティアを受け入れてくれる自治体を探した。第一志望は益城町、今回の震災の激甚被災地でありFDAが発着する熊本空港の所在地でもあるココ。いわゆる「エアボーン・ボランティア作戦」にはうってつけだったんだけど、宿や交通手段に難があって泣く泣く断念。となり町・熊本市に変更した。

さて前の移動日日、名古屋空港で乗り継いで午後8時。熊本空港につくなり先制パンチ。
「施設の損傷、ひどいな・・・。」
→立ち入り禁止の表示があちこち。
→使用不可のトイレが意外と多い。
→壁にヒビが入ってた。

でも復興の最前線として機能しなければならない熊本空港は、ボロボロになりながらも健気に頑張ってるんだなと思うと泣けてきた。
★自ら津波に被災しながらも、受け入れ基地としてフル稼働した仙台空港の面影を見てしまってはいけないのか?

熊本駅行きのリムジンバスに乗って、熊本の街へ向かう。初めて来た熊本の街が思ったより大きく、「コレ仙台サイズじゃないですか!」と驚く。そして賑やか。バスを降りて通り過ぎた居酒屋がやたら元気で「あれ、来た意味なかったか?」
と焦る。

宿にチェックインの後、晩飯を食べに裏通りに入ったらブルーシートに覆われた家やら、「立入危険」の貼り紙が目立つ空き家が目立ち。震災当時のことを思い出してしまった。

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→ひょっとしたら、この賑やかさ。いわゆるカラ元気なのかもしれない。
→「がんばろう東北」みたいな、な。

そして、「調査済み」と表に貼られたお店で熊本ラーメンをいただく。美味い!一応ココ、ラーメン屋さんなのに馬刺しもいただけるのが憎い。
★何をかくそう、熊本に来たら。せめて熊本ラーメンと馬刺しだけは押さえなきゃと思ってました!
→明日も来てみるか、いやいや明日コトを為した後じゃなきゃ馬刺しをいただく権利などなし。

なんだかんだでこの街、好きになってきた。
明日はこの街のために一肌脱いでやろう。

そう思って部屋に戻ったら、気づいてしまった。
★この部屋、壁にヒビ入ってんじゃん!
→ここは被災地、生半可な気持ちでいちゃダメだなと実感。

そして人生は続く。