出陣の賦

九州豪雨が一日も早く復興しますように

本当は残酷だった奄美島唄

久しぶりに元ちとせ様の「本場奄美島唄 故郷・美ら・思い」聴いたんだけど。やっぱり天才だよなと実感。
★説明しよう!「本場奄美島唄 故郷・美ら・思い」とは、元ちとせ様が若干高校3年生にして1996年度奄美民謡大賞を受賞したのを記念して地元のレコード屋さん・セントラル楽器が制作したアルバム。ヌルい南国ジャケなんだけど、聴くとドスの聴いた地声・弦が切れそうな程張りつめた裏声に打ちのめされるんだ!

そして思った。
★やっぱり奄美の島唄、恐いな。

日本には沢山の民謡があるんだけど、奄美の島唄にはブルースにも近い哀愁があるんじゃないかと。評論家気取りおじさん、恐縮です!

「俊良主」
後に奄美諸島初の国会議員となった基俊良が昔、新婚早々奥さんを亡くしてしまう事件があって。地元の唄者たちが慰めるために「あなたの奥さんは天命で亡くなったんだから嘆かないでください」という意味を込めてこの唄をつくったんだけど、俊良本人は辛い出来事を思い出したくない一心で銀ドロ(銀貨)を投げ与えていたら。
唄者の間で、「この唄でお金がもらえる」と評判になって別名「銀ドロ節」と呼ばれるようになった。残酷!

「かんつめ」
江戸時代、家人(ヤンチュ)と呼ばれた低い身分の「かんつめ」が主人に厳しい折檻を受けて自死したという言い伝えの唄。夜にこの唄を歌うことはタブーとされる。

「塩道長浜」
魅力的な女性・けさまつに想いを伝えようとした青年が、結局馬に浜中を馬に引きずられて死んでしまうという事件の唄。どうでもいいけど、「しんでしまう」と入力して変換したら「新弟子舞う」と変換して吹いた。

「嘉徳なべ加那」
もうこれ、同盤から全文抜粋した方が早い。
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「訳」
嘉徳のなべ加那はどのような生まれなのだろう。親に水を汲ませて座していて浴びる。
「解説」
(中略)この歌の2番では彼女の死を七日祝おうという歌詞がある。
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→うわぁ!

「むちゃ加那」
これも、全抜粋!
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「訳」
美しく生まれたために友達に嫉妬され可哀相にむちゃ加那は海に突き落とされて潮波にながされてしまった。
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「ちょうきく女」
「ちょうきく」と「活国」の悲恋物語。2番で「活国兄さん、どこに行くのですか?愛しいちょうきくと同行しませんか?」みたいな歌詞があるんだけど。
★同行というのが、○への同行。結局心中してしまうんだわ!

如何ですか?ブルーな気分になれましたか?
最後に一言、コレよそ者が適当に書いたの!地元の方怒らないで!

そして、人生は続く。

元ちとせ 故郷・美ら・思い

元ちとせ 故郷・美ら・思い