6月2日・3日に渡って幕張メッセで繰り広げられたPerfume FES!! 2017、岩手から参戦してきた甲斐があったな。
オレが言いたいことを纏めると、こうなる。
1.イベントの模様
2.幕張慕情
3.ブレイク以前のPerfume慕情
4.次回への展望
それでは、各章毎に述べてみよう。
1.イベントの模様
幕張メッセにて、
6月2日(金)は電気グルーブと対バンライブ
6月3日(土)はチャットモンチー
と対バンライブ
対バン相手、チャットモンチーならわかる。あ~ちゃんがチャットモンチーの大ファンなのは界隈では十分に知られた事実、でも電気グルーブはどうだ?
→メジャーデビュー時に「テクノポップ路線」になることになり、勉強のために行ったテクノ系のフェスで電気グルーブにファーストコンタクトしてしまい。ステージなんて見ないで勝手にノってるオーディエンス&ステージでセグウェイみたいなのを乗り回すピエール瀧が衝撃だったらしい。
→実は1日め、石野卓球がクラブでDJするべく21時で帰っちゃったこともありコラボたらカバーが無いという全く噛み合わない現場だったけど。いろんな大人の事情が、おかしさを増幅させてた。たぶん。
んで、2日め。Perfumeとチャットモンチーの仲の良さがファンですら嫉妬レベル。Perfumeとしては、ブレイク直後に慣れないテレビ出演たら地方出演の際の控え室のBGMがチャットモンチーで「自分たちを宣伝しに行ったのかチャットモンチーを宣伝しに行ったのかわからない(byあ~ちゃん)」な一方。チャットモンチー側としては、当時「バンド界隈で『Perfumeのダンスはスゴい』と話題になってて、観たら実際スゴかった。」というファーストコンタクトで相思相愛なハナシ。そうそう、「ポリリズム」でブレイク後Perfumeは精力的にフェス参戦して。フェス観客の大半を占めるロックファン達の「えっ、アイドル(笑)」な冷やかし参戦をビビらせてファン開拓に成功、今では野外フェスにアイドルが出演するのは当たり前になった。90年代、第1回目のフジロックが開催された頃では絶対に考えられない風景をPerfumeは切り開いたのであった。
んで、後に「Perfume FES!!」なるタイトルでロック畑のアーティスト達とも対バンライブするようになり。特に今回なんて、明らかに所属事務所主催フェス「Amuse Fes」の会場確保の一面もあったようで、「Perfume FES!!」から明けた6月4日(日)に同じ会場で「Amuse Fes」が開催。とっても盛り上がったとニュースで知って、万障繰り上げても行くんだったなと後悔!
2.幕張慕情
幕張は、アナーキーだった。アナーキー・イン・MH!そういえば去年開催されたPerfume「COSMIC EXPLORER」ツアー、アリーナ公演・海外公演・ドーム公演の間にしれっと紛れた幕張公演が異色だった。
★オールスタンディング、だと...。
→そりゃよ、どうせPerfumeのライブなんて初回から立ちっぱ飛びっぱですよ。アリーナに敷き詰められた折りたたみイスになんて座る事はないんだけど。イスの下に鞄置けるじゃないですか?途中で席立っても場所取られないじゃないですか?
→イスがないばっかりに、入場してから開演まで2時間立ちっぱ&新英和中辞典が入った程度に重い鞄提げてのジャンプがキツかったんだ。
→そして、ライブの後の激込み京葉線がヒドい。BABYMETALじゃないけど、赤い電車のサークルモッシュはデスボの合図でWall of death!
3.ブレイク以前のPerfume慕情
今回のセトリ、意欲的。半年前まで繰り広げられた「COSMIC EXPLORER」ツアーを封印するかのような、新旧取り入れた曲の組み合わせに唸った。なんでも、対バン相手のファンでもノレるようにしたそうなんだけど。そこがよかった、「JPN」ツアーまでライブに参戦できなかったオレには、ブレイク直後。特にライブハウスを廻った「GAME」ツアー参加者がうらやましい。棒を使う名曲・「GAME」を直に目の当たりできて嬉しかったけど、だがそこは幕張メッセとはいえライブハウス。
★前のヤツの頭じゃま!
→この際、背が高いのは許す。だが、かまやつひろしみたいな帽子を被ってオールスタンディングのライブに参戦する神経は。如何なものかと思うんだ。
→それこそ、これがメロコアたらエモたらだったら乱闘になる要素プンプンだけど。そこはPerfumeのライブ、ダイブやモッシュもな
く恙なく終了した。まっ、帰りの電車がサークルモッシュだったんですけどね!
4.次回への展望
四十路に入って体力不足を実感する、Perfumeのライブって二日目しんどい。腕が痛くなるのは許容範囲として、ジャンプのしすぎで脚を壊すのはいただけない。コンクリートの地面で鞄含めで70キロオーバーしたオッサンがピョンピョン跳ねたら、そりゃ脚にくるわな。特に今回、着用したコンバース・オールスターのアンコが抜けて衝撃を吸収してくれなかったのが痛かった。コンバース・オールスター縛りでいえば、昔流行った「プラットフォームソール」なら見晴らしもクッション性も良くなっていがべが?と一瞬思ったが、ここはハイテクバッシュの出番だっぺとも思う。
→まっ、これは保留でイイでしょう。なぜなら直近のPerfume現場はJOIN ALIVE、夏の野外フェスだから地べたは当然地面。なんなら、ぬかるんだ場合を心配した方がいいかも。
結論からいうと、Perfume最高!
インディーズから起算するとキャリアが既に15年以上経過しているうえ、メジャーデビュー後ですら確実に成長している。鳴り物入りでメジャーデビューしたものの、長くて5年で引退する連中をいっぱい知っているから重みを実感せざるを得ない。そりゃよ、天下のPerfume様ですら時代の波をかぶらざるを得ないかもだけど。
最後のときが いつかくるならば それまでずっと キミを守りたい!
したっけね。
