出陣の賦

九州豪雨が一日も早く復興しますように

ロックの先輩/We Will Rock You

この連休、夏フェス行ってきた。

 

雨に降られるわ、圧縮されるわ、ススキノで夜回り先生するわ、帰途ウチまであと20キロというトコで列車が大雨警報で運休するわで。何から伝えればいいのかわからないまま時が流れてしまいそうなんで、これはもう小出しにして。10年かけて語るしかないなと覚悟してる。

 

だがしかし。

今から10年後。オレがあの夏2017年のJOIN ALIVE がどれだけ素晴らしいかアツく語っても。2027年頃のキッズどもは「コイツまた昔話してる、めんどくせー!」と思われるのがオチなんだろうな。

→それこそ、まさに「ロックの先輩」問題なのだった。

 

「ロックの先輩」とは、宮藤官九郎もメンバーである「グループ魂」の曲。ライブハウスで関係者じゃないのに先輩ヅラして楽屋に出入りして偉そうにしてる「ロックの先輩」をイジリ倒してる歌なんだけど。今回のフェスで、出演したバンドたちが過去。それこそ地元のライブハウスで「ロックの先輩」にそうとう可愛がられてた事実が発覚。

 

・地元でライブしてた頃、客がこないから足下の床だけずっと観ながらライブしてたら。その日東京から来たバンドの人がライブハウスのスタッフに「コイツ、大丈夫か?」って言ってました。コイツ見返してやりたくてココまで来ました!

・オレが18歳でバンド結成した頃、(ライブハウス界隈の)周りからは「パクリだろ?」「2番煎じだろ?」とバカにされて。悔しい!いつか見返してやる!と思ってココまで来ました!

 

おいおい、ロックって旧体制への反発たらラブ&ピースたらじゃなかったのか?こいつらの原動力が「見下したロックの先輩見返したい」って小さくないか?とも思ったんだけど。

 

実は大した実力もないくせに、不確かな経験だけで偉そうにしてる「先輩」こそこの世のガン。先輩を見返したい一心で頑張るバンドに、同じく「先輩」に疲れてるファンが共感してライブの後「明日がんばろう」という気にさせてるのかも。

 

逆に言えば。「先輩」を仮想的にしてビッグになれるチャンスもあれば、他ジャンルの連中とも「先輩」に対する反感を共有できるとも言える。

 

翻ってオレはなんだ?今の時点で「先輩」いんのか?まっ上司はいるけど、その上司からイヤーな事言われて「ちくちょう、見返してやる!」とまで思ってないだろ?

→最近の伸び悩み、そこだったんだな。

 

いうことで、明日から先輩サーチアンドデストロイしに行ってきます。

 

したっけね。

ロックの先輩

ロックの先輩

We Will Rock You

We Will Rock You

  • クイーン
  • ロック
  • ¥250

短い言い訳

昔、こんな事があった。

同業者ブログ探してたら、なかなかいい事言ってるブロガーさん見つけて。んで当時東日本大震災から半年だったんで、3.11当時の投稿読んでみたらドン引いてしまった。

 

当時彼は本業で活躍する傍らで、趣味のアマチュアバンドでも頑張っていて。あの日は地元・東海地方のライブハウスでライブしてた。当時の投稿をボカすと、こうなる。

 

ーーーーーーーーーーーーー

その日の午後に楽屋入りしたら、スタッフが

「今日、東北で大地震があって。津波被害が甚大だったようです。今日の公演、自粛した方がいいんじゃないですか?」

と訊いてきた。

 

だがオレは、それを断ってライブした。ここ東海地方がダメージを受けてない以上、東海地方で変に自粛すると経済が回らなくなって肝心の被災地が困るだろうと思ったからだ。

ーーーーーーーーーーーーー

 

当時はコレ読んで、ひでーボンクラだなと思ったけど。今なら、彼の気持ちが理解できる。

 

実は昨日、「ひょっとして今度の連休、飛行機参戦すれば災害ボランティアに行けるんじゃないか?」

と思いついてしまい。もともと行く予定だったフェスのチケットを売ってアシ・宿をキャンセルしたお金を元手にして福岡県朝倉市大分県日田市に行けるんじゃないか?と思って試算したら、岩手から参戦じゃ総額10万円越えするんです奥さん!

 

厳しいハナシ。もし10万円かけて行っても、大雨で活動中止ってことはよくある。よしんば活動可能としても肝心のオレ自身が役に立たなくて悔しい思いをすることもある。真面目なハナシ、経験がないのに堪え難い初期衝動に動かされて被災地に来ちゃったボランティアは使えない。でもそこで、何かを掴んだ新米ボランティアは後々りっぱなボランティア戦士になってくれるはず。

 

最近は災害ボランティアの高速道路利用が減免されるようになったけど、鉄道・飛行機も対象に広げてくれないか?そうすれば、直

近の被災地で活躍したボランティアが気軽に全国から参戦できるメリットがあるはず。既に「全国災害ボランティア議員連盟」が超党派で結成されていることもあり、災害ボランティアが自己犠牲を強いられずに現地入りできる体制を整えていただけたら。いい世の中になれそうな予感。

 

ネット巡回をした印象なんだけど、現時点では平日にも拘わらずボランティアが多数参戦していて。オレが出る幕はなさそう、しかも今月末から夏休みだから学生参戦でギッシリの予感。なおさらオレが出る幕はなさそうだけど、何かあったら万難を排して参戦する所存!

 

したっけね。

松居一代は復興の邪魔

九州豪雨、続報が痛ましく。勝手に同情したらお金やらポイントになればいいのにと思ってしまう。赤十字に募金はしたけれど、もっと他にできることはないかと計画を練っている。

 

それにしても豪雨から1週間、最近はニュースに取り上げられることも少なくなってきて如何なものかと思い始めてきた。東日本大震災及び、去年の台風10号による水害を経験したオレが思うに。災害報道の世界では、

 

震災>水害

 

とでも思ってらっしゃるのではないか?

確かに水害は毎年起こるから希少性がないように思われるかもだけど、被災した方が受ける傷は震災も水害も比較のしようがないほど大きいんだぞと。

 

んで本題、最近のワイドショーがすっかり松居一代ばーかりで。水害よりも、こっちかよと思うと情けなくなる。避難所でテレビ観てる方、どう思うんだべな?

まっ避難所に入ったら、しっかり被災地の情報を報道してくれるNHKしか観ないんですけどね!

 

そりゃ東日本大震災当時みたいに、お通夜みたいな放送してろとは言わないけど。もうちょっと配慮してほしいもんだ。

 

あと、はじめて災害ボランティアに行かれる方。先輩風で恐縮だけど、以下の点に留意なされたし。

・さすが高速バス天国・九州、福岡からなら日田にも朝倉にもアクセスできる。

・だが、宿の確保が問題。最悪、野宿も覚悟したほうがいいかも。

・被災から半月で、泥が乾いて空気中に飛散。しかも屋内ではカビ臭くなるのでマスクでは対処不可。ホームセンターで塗装業者用の防具が売っているので装備するべき。

・ほか、安全靴・頑丈なグローブ・ヘルメット・ゴーグルは用意すべき。

・そして熱中病対策もするべき、水は1Lのペットボトルを携行必須。

→ハードルを上げて恐縮だけど、行けば貴重な経験になる。間違いない。今回は、去年の熊本地震の災害ボランティアに参戦した方が主力になるうえ。九州の都・福岡に近いこともあり、地元の方々で対処できると思っている。だから、遠い岩手からエールを送る所存。

 

健闘を祈る。

九州豪雨(2017.7.7)

昨日6日から自衛隊や消防が不明者の捜索を始めた。これから復旧に向けて、官民挙げて動き出すんだなと実感。

 

・救命活動

・道路の復旧作業

・避難者への物資の供給

 

の経過を経て、ようやく災害ボランティアの出番となるはず。二次災害のおそれなしと判断されて、地元の社協が災害ボランティアを募るには、あと1週間ないし半月かかると思われる。

 

さすがに、九州は遠くて行けないけど。もし行くとしたら、安全が確認され次第ボランティアを募ってほしい。と、いうのも水害の場合はボランティアの作業が主に。

・泥の撤去

・家財の撤去

が主になるからで。

 

泥は乾くと撤去が大変、できれば見た目も硬さもチョコムースくらいの頃に作業に入れるといいんだが。それと浸水した家屋は時間が経つと悪臭がこもる、これも本当は一刻も作業に入りたいトコだろう。まっ、どんなに悪条件でも喜んで現場に入るのがボランティアって人種なんですが。

 

それから時期が初夏、しかも現場は北九州ということで熱中症対策も大事。もしも行くとしたら、何を用意するんだろう。あいつらは、そう思っている。これまで出会った災害ボランティア連中のうち、西日本勢がきっと参戦してくれるはず。こっちの世界は一期一会、SNSで絡まないから今ごろどうしてるか知らんがきっと参戦してくれるに違いない。遠方勢は、自分なりの後方射撃をしなきゃだな。具体的には、日本赤十字社が早くも募金を始めてコンビニの端末でもできるというから早速振り込みしたい。

 

一日も早く、復旧しますように。

大雨特別警報

遅まきながら、今ごろようやく帰宅してニュース観て。福岡・大分の集中豪雨がこんなに凄まじいとは、それこそ去年地元を直撃した台風10号を思い出して絶句してしまった。

 

洪水のニュース映像を観てて、いつもハラハラするんだけど。今にも堤防越えしそうな濁流をスマホで撮ってる奴なんなの?「洪水なう」とかツイートして、「いいね!」もらいたいのか?いぐね!

 

そうそう、こんなに川が氾濫一歩手前だと

いうのに。その上に架かってる橋の上が車で大渋滞って映像も観た。なんか、おかしい。なんか、間違っている。

 

そういえば、去年の台風10号の頃。こんな事があった。

 

体験者Aさん「あの日は、洪水だったけど残業で帰りが遅くなって。車で帰るとき、橋を渡ったら水面ギリギリで『危ないな~』と思いました。家に着いたころ、堤防越えして家も車も流されました。」

 

せめて、車を職場に置けば。車を流されることは無かった筈だし、歩いていて橋に行けば事態が危ない事が理解できた筈だ。ほんと、何かが麻痺してたんだべなと。

 

こんな事言っても、本当に困ってる人には何の役にも立たないんだけど言わずにおれなかった。九州から離れていて、なんにもできることなんてないんだけど募金だけはしなくちゃな。

 

したっけね

10代はニーチェなんて読むな!

筒井康隆の名作「文学部唯野教授」に、たしかこんな一節があった。

 

ーーーーーーーーーーー

文学なんて読んでもためにならない!

・サド読んでマゾになる奴

太宰治読んで人間失格する奴

坂口安吾(代表作「堕落論」)読んで堕落する奴

ーーーーーーーーーーー

 

初めて読んだとき、「プッ」と笑ったけど。これって、文学に限ったハナシじゃないな。哲学界ではいま、「ニーチェを読むとバックレる」と囁かれる始末なんだから。

 

もうね、1週間経ってハナシが鎮静化したけど。哲学好きで「人生を危険にさらせ!(幻冬舎文庫)」を著して、その後本当に人生を危険にさらしてしまった須藤凛々花(以下、須藤)なんなんだ?ちなみに言うと、「人生を危険にさらせ」はニーチェの言葉。そういえば、須藤と同業者のニーチェかぶれの10代もバックレたっけな。うーん、10代でニーチェにかぶれるのは。10代で尾崎豊にカブれるくらい、ヤバい案件なのか?

→結論としては、半分正しく半分青い。

 

ニーチェが主張していたことは、世間一般に信じられている良識・常識・道徳を疑うこと。実はそれが個人のためにならない、個人の可能性を縛り付けているから一旦捨ててみろという事。映画「男はつらいよ」で例えると、

・常識に捕らわれている人々=さくらをはじめ柴又の人々

・常識から解放された人=寅さん

→あんまり、道徳から解放されたくない例えだよな(笑)。

 

まっ、御説ごもっともだけど。別にニーチェは常識を全否定しろとまでは言ってない、否定はしても上辺は信じてるフリして自己実現しろと言いたかったんだろうけど。何も知らない10代は、全否定の方向で解釈しちゃうんですよね。

 

さて、今回。こういう結論に至ったのがこの一冊。

 

原田まりるニーチェが京都にやってきて17歳の私に哲学のこと教えてくれた」

 

出版元はダイヤモンド社、たぶんヒット作「もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら」路線の延長作かもだけど。京都の女子高生・アリサが次々哲学の巨人たちと出会ってしまい感化されるっていう、ぶっ飛んだ設定。深夜にCM流れまくりな「イケメン達に次々出会えちゃうスマホゲーム」みたいな設定なんだが。

 

そうそう。本作では、ニーチェ(が現代のイケメンに憑依設定)がまさにアプリゲームの制作者で。こんなくだりが、あったんだ。 

ーーーーーーーーーーー

「(中略)ニーチェは、どんなゲームをつくってるの?」

「代表作は、”The Twilight of the Idols~アイドルの夜明け~”だ。これはいまでもガンガン課金されている。そのうちアニメ化しそうな勢いだ」

アイドルの夜明け、一体どんなゲームなの?」

「恋愛禁止という掟の中で、恋愛禁止という掟を破り、週刊文春に撮られまくるという道徳的に縛られないアイドルを育成していくゲームだ」

ーーーーーーーーーーー

 まさか、現実になってしまうとは。

事実はラノベよりも奇なりだな。

 

したっけね。

 

 

映画「ハクソー・リッジ」

人生が辛い時は、戦争映画を観るに限る。

観た後、「そりゃ今ツラいけど、別に目の前で人が死んだり肉片が飛び散ってないだけまだマシじゃん。月曜日から、また頑張っぺ。」

という結論しか出てこない。いがったぁ♪

 

この映画、メル・ギブソン久々の監督作。ショッキングなシーンには定評のあるメル・ギブソン、ケンカして顔がボコボコになった状態で「マッドマックス」のオーディション受けて監督に気に入られたのがブレイクする契機になったメル・ギブソン。後にマッド過ぎて「マッドマックス」シリーズの最新作に出られなくなったメル・ギブソン節が炸裂、特に戦闘シーンが凄まじくてもう二度と観たくないレベル。戦争反対!

 

誰かの「忖度」の結果なのか、この映画が沖縄戦だったためか。本日公開なのに。なぜか話題に上がらない、奇しくも日本での初公開が「慰霊の日」の翌日だったのに。もうちょっと話題になってもよかった、もし本作が話題になったら味方が撤退した戦場で衛生兵として孤軍奮闘したデズモンド・ドス氏の関連著作が和訳されて書店に並んだかもなのに。

 

それにしてもこの作品、「バンザイ・アタック」シーンが日本人ですらイヤ~な気分になる。もしかしたら、この中に親類がいてもおかしくないかもなのに。

 

まっ、結論からいうと。職場でポンポン人が倒れる職場は、戦場なんですよ。乱暴

 

したっけね。